2代目 山田 真悟 悪魔くん


まず第一に、可愛いです。

くりっとしたおめめと整った顔立ちが犯罪的です。

さらに得意技が「上目遣いでのおねだり」だったりします。

おまけに歴代メシア中一番に露出度が高かったりします。

そんなメシアもいかなるものか・・・・・。

【悪魔くん (全)】/ちくま文庫

家族構成・父(似てない) 母(似てない) 妹・道子(似てない、兄に似れば可愛かったのにな・・)

万年に一人と言う天才児である事をひた隠し、ごく一般的な家庭環境に育つ少年。
この悪魔くんにはいわゆる「使徒」の概念が無く呼び出されるのはメフィスト老只一人のみ。

やはりかのファウスト博士から「わりとひょんないきさつ」でソロモンの笛を譲り受け、
千年王国の実現を目指すべく、メフィスト老を酷使、もとい、使役する。
ただ、このメフィスト老も中々曲者で、まず素直に言う事聞いてはくれないし、ピンチになるとすぐ逃げる、
それも悪魔くんを置いて。

しかしそこはさすがの山田君でなかなか機転の利く利発な子だから
(一万年に一人の天才を”利発な子”と表現するもいかなるものか)
必殺の上目遣いとソロモンの笛くわえのおねだりで数々の転機を凌ぎます。しかし彼個人の能力はといえば、
はっきり言ってメフィストが居なければな〜んにも出来ません、

ただ可愛いだけです。

ですが弁護も致しますれば、責任感が非常に強く、
時に町の人を護る為自分の命と引き換えの契約をする事もじさない強さを見せます。

あ、こんな風に書いてるけど好きですよ、もちろん、
読むたび「ホントに可愛いわね〜」とため息ついてますもん。

まだTVが白黒の時代に実写でドラマ化された事があります、
いまでもレアなレンタルビデオ店へ行けば置いてあるそうなんですが私の周辺にはありません。くそっ。
なので世代によっては知名度はかなりあるのではないでしょうか?
小耳に挟んだのですが、ドラマ放映当時1966(昭和41)の時代背景、
まだホラー系の番組というのが類をみなくて、どこのスポンサーも「妖怪物」という不吉さを嫌がって中々付かなかったそうです、
・・結局決まらないまま、毎週放送ごとに違うスポンサーを探していたとか、
同理由からロケ場所も限られていたとか。
人気番組であったにも関わらずおかしな話ですね。



【水木しげるの ノストラダムス大予言】(上)(下)/辰巳出版

コレを読んだら山田悪魔くんを見直しました。
可愛いだけじゃなかったようです。
かなりな活躍ッぷりです、たった一人でシーレンに立ち向かう姿はまさに救世主そのもの!

もう一人のメシア・ダニエルもイかしてますね、カッコいいですよ、言動も顔も(K-Kyo目'sによれば)服装も。
みんなを魅了してやまないミカエルちゃんもスッゴイ可愛いし。

で、何でかこの話、山田悪魔くんなのにかの「蛙男」が出てきてます、山田君を「メシア」と呼んでます、
オマケに蓬莱島の八大仙人たちも出てきて「相変わらず威勢がいいな」なんて言われてたりして・・、
この方たちに逢ったのは松下悪魔くんの方じゃ??
まぁ、いいか・・・・・・。(ツッコんでたらきりないし)

もちろんメフィストも出てきますけど。

スケールが壮大でなかなか読み応えアリマス。


ところで山田君って小学何年生??



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書籍の資料として書いたものではないので御了承ください。
ヘコ。


カエル