※お読みになられる前に

この日記は言わずもがなフィクションです。
また原作の設定とは大きく異なります。
その上佐藤氏の性格に至っては激しく逸脱しております。
あくまで「二次創作(またの名を愚か者の妄想とも言う)」であるということを踏まえた上でお読みください。
また、精神的ダメージを受ける可能性がありますので、コリャ駄目だ、と感じたらすみやかに退去してください。
言いましたからね、後は知りませんよ。


蛙男ファンには申し訳ない展開になりました。

・蛙男が好き
・佐藤さんはいじめられっこの方が・・
・原作絶対主義
・暴力はいけませんな
・松下を見に来たんだけど・・?

という方は速やかに撤退せよ。

もう知ったことか。
原作?なにそれ知らん。


2月1日 晴れ ■風邪に注意!
大分遅れ馳せながら、新年明けましておめでとうございます。
どうもこの時期はなにかと体調を崩しやすい時期なので皆様もお体には十分お気をつけくださいね。

そんな折、大変な人が体調を崩してしまいました!

その日、早朝に私の部屋にメシアからの内線電話がかかってきました、
ずいぶん早い時間だったのでもちろん私もまだ寝ていたのですが、
何やら深刻な声で「絶対、一人で、今すぐ来い!」とのお達し。

Σ(゜Δ゜;)

な…何事でしょうか!?

半分寝ぼけていた頭も一発でクリーンです。

まさか何か失敗でもやらかしてしまったかと…、
しかし思い当たるふしも無く不安な想像を巡らせながらドキドキしてお部屋に伺いますと予想に反して、
メシアは布団に潜ったままでいらっしゃいました。

あれ?
メシア、なんだかやけにお顔が赤いですね?
目がすわってらっしゃいますよ、ってそれはいつものことですが、いや、いつも以上にどよんとなさって…って、あれれ?

もしかしてメシア熱があるんじゃ…!?
額に手を当ててみたらやっぱりかなり熱いんです。
慌てて体温計を取って来て測ってみたら38.9分!これはお辛かったでしょう…。

どうやら風邪をひかれたようです。
しかしメシアでも風邪ひくんだなぁ…。
…それはもちろん人間なんだから風邪くらいひくでしょうけど…。

そう言えば昨日から何度か咳き込んでらっしゃった様でした、蛙男さんが心配なさってあれこれと体調を聞いてらっしゃいましたけどその都度メシアがお風邪を否定されていたので、別に隠す理由なんて無いだろうし、そのまま聞き流してましたが…。


それはそうと何故私だけ「極秘」で呼ばれたのでしょうか??
やはりここはメシアのことを一番気にかけてらっしゃる蛙男さんにお知らせするのが普通では?

私がそういうとメシアは「蛙男にだけは知らせるな!」とおっしゃいました。

一瞬、心配させたくないのかな?とも思いましたがどうやら勝手が少し違うようです。

・ともかくどんな手を使ってでも自分が回復するまで蛙男をこの部屋に立ち入らせるな
・僕が熱を出したと言う事を絶対悟らせるな


と再三念を押されてしまいました。


そッ…そんなこといったって…(゜゜;)

毎日当たり前のように顔を合わせて当たり前のように身の回りの世話をしてらっしゃる方を一体どんな方法で「あやしまれずに」メシアが回復なさるまでの間、
それは最も最短でも2〜3日はかかるでしょうし、
その間近づけさせないなど、まして感づかせないなどということが果たして出来るのでしょうか???

それにメシアのあまりの迫力に押されてなんだかウッカリ聞くことが出来ませんでしたがそれには一体どんな理由があってのことなのでしょう・・??

さてどうしたもんかな・・?
と首をひねりつつ水枕、解熱剤、タオルに洗面器、お着替え用パジャマ等を用意して、
メシアのお部屋へ戻ろうか・・と思ったその時です!

ハッΣ(゜Δ゜;)
私の背後に黒い影!!

ぎゃー、出ました、蛙男さんです。

蛙男さんは私のいでたちを見るなり時速100キロくらいのスピードでメシアのお部屋にダッシュしていかれました、あわわ。

↑しかし、「早い=時速100キロ」と言う表現はあまりにも低俗ですね、
 大金と言えば一億円、ごちそうと言ったらステーキ、フォアグラ、キャビアといった一般的小学生
 (無論メシアは除外します)の発想並みでした、失礼。
 正確には時速80キロくらいです、私の目測量ですが。



まぁ、つまり、

バレちゃいましたねー(泣)、

早っ。

まぁ、先ほどの私の持ち物を見れば当然バレるでしょう、
しかも持ち歩いてる本人がピンピンしてたら他に必要になりそうなヒト(この場合ふくろう女さんは鳥類なので除外させて頂きます)はアホでも見当がつきます。

まずこのいでたちの私を見て
「ああ、こいつはこれから湘南までナオンをパーナンしに行くのだな」
と思うヒトはちょっとどうかしていますしそんなヒトとはあまりお近付きになりたくありません。
まして、いまどき「ナオン」だの「パーナン」だのと。

話が反れました、そんなことより、どうしましょう、
回復するまでどころかものの20分に満たない秘密の厳守でした、
メシア〜申し訳ありませ〜ん(T_T)

面目無さにおそるおそるメシアの所へ行きますと…、
私が顔を出した途端、一人布団の横で大騒ぎしている蛙男さんの向うから伏せったままのメシアに思いっきり睨まれました、

うわ〜ん、視線が痛い…。


蛙男さんには「何故すぐに知らせない!」と怒鳴られてしまうし。
メシア&蛙男さんのダブル怒り板挟みです(T_T)

その後、やにわに部屋を飛び出そうとする蛙男さんに「どちらへ!?」とあわてて聞いたら、
何でも万病に良く効く蛙族秘伝の妙薬を貰いにベトナムにまで行って帰ってくるとか、
「俺が戻るまでの間メシアを頼んだぞ!」
とだけ言いのこし颯爽と去って行かれました、

い、いってらっしゃいませ…。

いやはや、すごい行動力です、
あるいは単に落ち着きが無いのか。


そして、私はメシアと二人きりで残されました。
あの…メシア…申し訳ありませんでした、やっぱり怒ってらっしゃいます?

「あれほど悟らせるなといっておいたのに…」

ひー、ドスが効いてます、すみません申し訳ありませんとひたすら平謝りです。

しかし…メシア、お聞きしてもよろしいですか?一体どんな理由で?
恐る恐る尋ねるとメシアは彼には珍しいくらい小さな声で

「…薬がな…」

とつぶやくようにおっしゃいました、


え?クスリ?メシアお薬ニガテなんですか?

「違う!あいつの言った“妙薬”ってのが問題なんだ!」

あ、えーっと、「万病に良く効く蛙族秘伝の妙薬fromベトナム」でしたっけ?
たしかになにやら聞くだに怪しげですが…。

「お前はあの薬の恐ろしさを知らんから…以前…風邪をひいた時に飲まされたんだが…風邪のほうは吹っ飛ぶがごとくに治ったがその後3日ばかり人事不省に陥ったんだ」
とのこと。
それは怖い…風邪が治っても無意味ですね、それじゃ…。
そういうわけでしたか・・結局のところ「とんでもなくまずい薬」という訳ですね、
どんな恐ろしげな薬なのかあくまで想像の段ですが、メシアが嫌がるほどですからそれは大層なものなのでしょう。

なるほど困ったことです、蛙男さんのメシアを大切に思うその誠意は本物なのですが、
盲目的過ぎて常軌を逸脱してしまっているようです…。(-_-;)

私がうむむと首を捻っているとメシアがいきなり手を伸ばし、私の腕を掴んで言われました。

「佐藤、頼む、お前だけが頼りだ、何とかしてヤツを止めてくれ!」

と、

Σ(゜Δ゜)
た…頼られている…!この私がメシアに!
コレはすごいことです!

ここはなんとしてもここは目的外れた盲目的使命感にかられる蛙男さんをお止めしてメシアをお守りしなければ!

判りました、必ずや、と私は熱があるせいで幾分も熱くなったその彼の小さな手をそっと両手で包んで誓いました。

それから私はメシアの看病をしながら、さて、どんな説得であればあのメシアの為と妄信すればイノシシがごとくに脇目も振らず突進する方をお止めできるのだろうかとあれこれ考えていました。
しかしベトナムからの往復ならばどう少なく見積もっても往復だけで20時間以上かかるだろうし、
その間にせめて熱だけでも下がってくれれば何とかごまかしようもあるかな?
などと実に楽観的な事を考えていたのですが…。
甘かったことを思い知らされました。

蛙男さんが出て行かれてから僅か8時間ほどした頃です、

「…帰って来たぞ…」

とメシアが床に臥せたままおっしゃいました。


ともかく相手は、忘れてましたが、普通の人間ではないのでした。
とりあえず通常の空路で行ってない事は確かです。
奴、早すぎです。


えぇ!?まさかこんな早くに!?
とさすがに私も驚いてしまいました、
まだろくに何も考えてもいないと言うのに!?おかげですっかり真っ白です、

と、その時、

えわいもいえぬ臭いが、悪臭が、なんというか、もう毒薬とか化学薬品とかゴムを焼いたときに発生する匂いとか死臭とかといったものを全て足して足しっぱなしにした挙句、より強力に発酵させて濃縮させたかのようなそれは途轍もない強烈な刺激臭があたりを覆いつくしました。

ま…まさかコレが例の!?

それを感じてからなんと数分後蛙男さんが勢い良く「ただいま戻りましたメシアー!」と玄関に登場なさいました、無論、その数分間の間に悪臭がどんどん強くなったのは言うまでもありません、登場までに数分間あったにもかかわらずあれほどの悪臭です。
家の中に入るやもう嗅覚が壊滅的被害を受けるばかりでなくこれ以後一生使い物にならないのではないかと思うほどです。

うえええええッ。

こんなものもってたらまず普通には空港なりを通れたものではありませんね、
ふと窓の外を見たらどこかの飼い犬が路上で悶死してました。
飼い主まで死んでなければ良いのですが…。

予想をはるかに上回る驚愕の事態に弱腰になりかけましたが、
しかしこんなことで負ける訳にはいきません!
私はメシアをお守りすると誓ったのですから、
ちょっとめまいがしましたが気力を振り絞って立ち上がり何とかして玄関で蛙男さんを食い止めるべく向かいました。

玄関からメシアのいるお部屋までは直線距離にして約8メートルです。

私は悪臭の発生源であるなにやら奇怪な模様の入った全長20センチほどの丸底瓶を片手にして「そこを退け!」と凄む蛙男さんを何とか説得で止めようと試みました。

そんなもの飲まされたらメシアが死んでしまいます!
と、しかし聞く耳を持ってくださいません。

しばらく、通せ!通せません!!良薬は口に苦しだ! いや、しかし限度ってものがありますよ!の押し問答を繰り返していましたが、
ついには業を煮やした蛙男さんがいきなり拳で私を力任せに殴り飛ばしました、
痛いっ!!





私は暴力的な行為は好みませんが
(ええ、それはもう、殴られたって殴り返したことはありませんよ(笑)今までは、)
でもこうなれば仕方なく、致し方なく、腕ずくで対抗です!!
私も辛かったのですが殴り返してしまいました。




が、
ことメシアの為で在れば、それが極々一方的な思い込みでもそうそう簡単に彼はくたばりません。

チッ、しぶといです。

すぐに体勢を立て直した蛙男さんは私の横をすり抜けて果敢にもメシアのお部屋を目指してダッシュしようとしましたが、私も負けじと蛙男さんに背後からタックルをかまさせていただきました、
すると例の瓶が蛙男さんの手を離れて我々の2メートルほど先に落下しさらに数十センチほど転がっていきました。

分厚い土瓶は簡単には割れないようです。

それを合図に私と蛙男さんはほぼ同時にそれに向かって飛びつきましたが、リーチの差か、あるいは足の長さの違いか、私のほうが一瞬早くその瓶を手にすることが出来ました。

そしてとっさの判断で玄関から走りでて裏庭に回り、道路を挟んだその先40メートルほど先にある公園池に向かって投げました、そこそこの深さがありそうなので沈めば簡単には探せないでしょう。

力任せに叩き割るのはもっと簡単ですが中身が流出したら近在に多大な被害が出ると思ったからです。

(あ、私、小学校時代はリトルリーグで4番だったんですよ、(*^_^*)そんなことはどうでもいいですね。)

が、しかし、湖面に落下直前、沼からなにやら緑の物体が飛び出してきてあろうことか、その瓶をパクっと咥えてしまいました。

しまった。

沼といえばカエル、カエルといえば蛙男さんです、あれはおそらく彼の命を受けた家来カエルでしょう。
私の後ろで蛙男さんが嬉しそうに「でかした!」と吼えてらっしゃいます。

ムカつく。

その沼からカエルが数匹固まって瓶を背中に乗せ必死にピョンピョンとこっちへ戻ってきます。
こんな状況でなければその光景を微笑ましく思ったのでしょうが…。

いっそ道路で車にでも轢かれてしまえば…と思いましたがカエル達はこれでなかなかお利口で、車を避けて慎重に渡ってきます。
とは言え所詮小さなカエルの鈍い歩みですから止めようと思えば簡単です。

そのとき「ヒュッ」っと風を切る音が聞こえてとっさに屈んで避けた私の頭上すれすれを重い棍棒のようなものが通り過ぎました、
蛙男さんの攻撃です、音を聞くのが一瞬でも遅れたらまともに食らって、ただではすまなかったでしょう。

驚いて振り返った私が見た蛙男さんの目は本気でした。
うわあ、燃えてます、メラメラ燃えてます。

猪突猛進もここまでくれば立派なものです、

などと悠長なことは言ってられません、すでに暴徒と化した蛙男さんの猛攻を必死にかわすのが精一杯です、

うわー、ちょっとー!それよりカエルたちを止めないと…ッ!

ここのシーンをマンガで読む?
 
                 

ようやく私がカエル達の姿を目に捕らえたときには、彼らは思いのほか早くこちらに渡ってきていて(実はこっちが時間を食っただけかもしれませんが)さらにはすでに家の中上がりこむ一歩手前でした!

玄関からメシアの床まで直線距離で8メートルほどです!

泡を食ってカエル達を止めようと私がそっちに気を移したその時です、油断した隙を付かれて蛙男さんに後頭部へのキツイ一撃を食らってしまいました。



相当痛いです、

さすがに鼻血が出たようです、左の鼻腔からつっと生暖かい液体が流れるのを感じました。

脳への衝撃も相当なもので、拍子に傾きかけた体を支えようと足を前に出して踏ん張ったつもりでしたがその足は言う事を聞いてくれず膝がぐにゃりと折れ、無様にもその場に崩れ落ちてしまいました。
蛙男さんは私を倒したとみるや「メシアーッ!!」と絶叫してダッシュでカエルたちの後を追っていかれました。

…ま…待ってくださーい…!

私は何とか立ち上がり、鼻血を袖で拭いながらヨロヨロと何とか後を追うと・・、

蛙男さんがあの強烈な臭いを発する瓶の栓を抜いて尻餅ついたまま後ずさるメシアの前に仁王立ちになり
「さあ!メシア!!」と迫っています。

メシアの表情は…。

ああ、嫌そうです!
すごく嫌そうです!!

実際あれを飲めといわれたら誰でも死ぬほど嫌でしょう。

わー!どうしよう!
万事休す!
しかし、私はメシアをお守りすると誓ったのです。



刹那、走りよった私は蛙男さんの手からその瓶を奪取すると一思いに、その中身を、飲み干しました。





ですから、ぶちまける訳にはいかなかったので。





…そのあとのことは…まぁ、これを書いているのが事実それから2週間後の今日であると言うところからお察しください…。
生きているのがなんだか不思議ですけど、
といってもまだ完全に回復とまでは至らないのですが…。

この2週間というもの、正確には意識を取り戻してからの1週間のというもの、何を食べても味も臭いもしません、だからだいぶ痩せたんじゃないかと思います。

もともと太っているわけでもないのでありがたくも無いですが…。

臥せっている間テレビをみてたらあの日は警察やら機動隊やらが出動する騒ぎになっていたようです、そう、
異臭騒ぎでです。

それはそうでしょう。
テレビのコメンテーターがこぞって未だにやれ狂信的な信仰宗教団体の仕業だとか無差別テロだとか米軍の生物兵器輸送の際のミスで起きた流出事件だとか言ってますけど、

まさか、一人の少年の風邪を治そうとした「親心」が犯人などと誰が想像するでしょうか。

病院で手当てを受けたあるいは入院した付近住民は40名以上にも及びましたが皆さん回復に向かいつつあるとのことでひとまずは安心です、死者が出なかったのは幸いでした。
この間、蛙男さんはほとんど私に顔を見せません、やっぱり怒ってらっしゃるようですね。
うう…。(T_T)

未だ調子があまりよくならない私は、気晴らしにこれを書いてる以外はでうんうん唸りながらほとんど寝込んでいました、

すると
「入るぞ」
とメシアの声。

障子があいて片手に分厚い本を持ったメシアが歩いてこられ私の寝ている布団の横に座りました、私が起きようとするのを手で制し、…蛙男さんの配慮でしょうか、まだ厳重に厚着をさせられてマスクやらをかけられてらっしゃいましたがだいぶお風邪のほうはよくなられた御様子です、

良かった。(^ ^)

とはいってもまぁあれから2週間たつのですから普通に治って当たり前かも知れませんが。

「すまなかったな、感謝するぞ」

メシアは私に向かっておっしゃいました。

いっ、いえいえ、そんな…面と向かってメシアにお礼言われるとなんだかすごく照れます(*^ ^*)。

「だいぶ辛かったようだな」

ええ…まぁ…いや、さすがに今度ばかりは本当に死ぬかと思った程でしたが。

「普通あの薬はティースプーンに2杯程度が適量なんだ、それですら3日は起きれないと言うのにお前、あの量を飲んだんだからな」

そうだったんですか、いや、道理で…なんでも私は飲んだ直後には白目むいて泡吹いて痙攣を起こして卒倒していたと言う話でしたから…。
まるで映画の「エクソシスト」の様であったと。
いやー、怖い映画は苦手なんですけど…(笑)。

さておき、それだけ言うとメシアは持ってきた分厚い、なにやら難しそうな本を開いてその場で読み始めました。
わざわざここに来て読む必要もなさそうですけど…、
不思議なので私がじっと見ていましたらメシアがふと視線をこちらに向けられて

「邪魔か?」

と聞いてこられました、

いえいえ!Σ(゜Δ゜)
そんな邪魔なことあるわけありません!

私はそのまましばらく本を読むメシアの姿を眺めていました、
メシアはずっと本に集中してらっしゃいましたけど。

もちろん体調は悪くあったのですが何だか久しぶりに実にゆったりとした時間をすごしたように思います。





―…ちょっとは私、貴方のお役に立てましたでしょうか?ねぇ、メシア?―






選評・さしあたってはいい終わり方?