K-KYOの徒然記
ココは管理人のばかたれが日々思ったことなどをつらつらと綴ってます。
しかし基本的に根気がないので毎日更新、と言うわけにも多分行かないだろうな、と。
というか日記じゃありません、日々思ったことを綴るだけです。
更新は特に告知してません。
あと上の桜からTOPへ帰れます。何故か。
08年09月30日 パラダイム |
先達て青森県に行った時。 「ドーミーイン弘前」というスーパーホテルよりちょっとだけ格上(千円くらい)のホテルに泊まりました。 もうフロントからして「新築」のにおいがしてとても綺麗でした。 まあ要するにねぷた祭りや桜祭りの拠点となるような位置に建てたんでしょう。 弘前駅も近いし、弘前公園の目と鼻の先ですから。 眺めはどうとせよ部屋やアメニティや朝食はかなりいいホテルでしたわ。 若い人向けですね。 そして温泉もあるんですけど、小さくても露天風呂も。 で、その露天風呂にものが青森だけにリンゴが浮いてたんです。 リンゴ風呂か、スーパーホテルもそうじゃなかったっけ?芸がないな〜。 私は人がいないのをいいことにそれを拾っては他のリンゴに「死ね!死ね!」って言いながら叩きつけ叩きつけしてたんですけど、うち一個、真っ赤に熟れたリンゴを手に取ったら齧られた形跡がありました。 あのな、気持ちは判るけどたくさんの人の入った風呂の中のリンゴは食うなよ。 あとすごく温まってるし。 気持ちは判るけど。 ところでまだまだ続いてる楳図かずお先生の「まことちゃんハウス」問題ですが。 母の会社が現調に言った際、同僚さんが現物を見たそうですが曰く、 「内装の方がよっぽど狂ってる、中に比べたら外装なんて可愛いもの、というか普通」だそうです。 壁の色とかトイレの色とかもかなりありえない配色で、そうとうキているらしいです。 実にらしいですね。 なんかよく分からない抗争ですが双方意地になっちゃってるんでしょうか? 別にどうでもいいような気がしますけど。 おおよそ内装のセンスを外装に持ってこられるよりはマシだったんじゃないかと部外者は思う。 私の四件隣の小学生時代の友達の家なんてモロ斜面に建ってる木造建築で、全面積の2/3は宙にせり出た床を太い数本の丸太の柱で支えてて、傍から見ても「うひー、万が一あの支えが折れたらあの家、斜面滑って崖下の住宅にぶつかるなあ」と思いますけど、実際あの家を建てるときに崖下の住民から苦情があったそうです。 前になんかの理由でその崖下のおうちにお邪魔したことがありましたが、確かに上を見上げたらメッチャ怖かったです。すんごい威圧感。 絶対大地震が来たら、あの柱がボキって折れてドスンと家が斜面に落ちてズズズーっとこっちに滑ってくる。 しかもその旧友曰く、実際に床は傾いてるそうです、木造だから季節によって傾き度が違うとか。 でも基本的に傾いてるそうです。 これでさえ崖下の住民は一度の苦情以来黙ってるのに。 まあなんにせよ部外者だから誰の味方も出来ませんししませんが。 |
08年09月29日 マダム・ツングースカバタフライ |
いや、今回の生理は月経前症候群を含め重かった。 まだ3日目だけどな。 でもなんだか子宮内部からじゃなくて脳みそからの出血が股に来てるような気もする。 脳漿とかと一緒に。すげえ頭がぐわんぐわんする〜。 自分にお題を課してなんか絵なり駄文なり書こうと思ってじゃあお題を、と考えたときに出てきたのがなんと、 「ツングースカ・バタフライ」 まったく何も思いつかない。 具体的にあの現象を主題にしようにも単純に隕石でいいのかはたまたUFOの墜落だとかロシアの秘密兵器だとかのトンデモ説を使うのか。 もっとエキセントリックな風にとかファンタジック風にとか、あくまでイメージとして使うのか、それにしたって意味のわからないお題だったと思う。 ところで死亡者1名っていうけど誰なのかしら? これだけの規模の天災で死者1名って、もともと人の少ない場所だったしそれでも0人か数人ってならまだわかるけど、たった一人って。 なんかある意味選ばれし者って感じだ。 嬉しかないだろうけど。 それはそうと大昔X-ファイルでツングースカのことを知ってからというものなんとなく興味は持ち続けてきたけど、いざ何らかの形で表現するとなると難しいことこの上ない。 どなたか「ツングースカ・バタフライ」でなんかかいてみようって人はいませんか? 貴方が書くなら私もなんかする、脳漿が股から駄々漏れてる今だけど共通お題ってことでなにか。 裏のもっと下の方にじわじわじわじわくだらないものをね。 |
08年09月27日 永遠が約束されました |
私よりうんと若いのに才能に溢れた人を見ると、 一体これまでの私の人生は何のためのだったのかとすごく落ち込む。 惜しむらくは、 そんな若くて才能のある人が星の数よりいるということだ。 だから私はいつまでたっても浮上できない。 こればっかりは、間違いなく、永遠に。 |
08年09月24日 超シークレット |
Web拍手の返信で父が元自衛官だったという話をちょっとしましたけど。 その理由が「銃を撃ちたいから」というのは実に我が父親らしい。 あー、なんで私、就職時期に「自衛隊」っていう選択肢を忘れてたんだろう!! 私だって父の血を引いてるからめちゃくちゃ銃を撃ちたかったのに…。 ところで記憶も曖昧だし、時効だろうから私が小学生だった頃の秘密を公開。 今は亡き父が押入れの奥から「秘密だぞ」といって見せてくれたのは22口径の実弾入りマガジン…。 自衛隊から盗んできたとか言ってた。 わぁ、普通に犯罪じゃん、これ。 今は家も建て替え、あのマガジンも捨てたのかそれともまだどこかに隠してあるのかは分かりませんが。 えれぇもん盗んできたなーと子供心に思いました、さすが私のパパン。 そして娘は外国に行くたび銃を撃ってます。 血は争えないのね、フフ。 |
08年09月23日 ブランデーはないし昨日買ってきたワインは飲みきっちゃったしあとは恐山ビールしか |
あああああもう! 某ネズミ会社映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の最終章「ワールドエンド」。 これで見たのは少なくとももう4回目なのに毎回毎回冒頭30分がどうしても観られねえ!! いやCSのスターチャンネルって映画専門チャンネルでしつこいくらい何度も流されてるんですけどね。 どうやってもなんど挑戦しても冒頭最低30分が観れない! ようするに番組表を見て「あ、放映中だ」と思ってチャンネルを回すと必ず冒頭30分は過ぎてるのです。 だからジョニー・デップ演じるお茶目な海賊長がどうやって生き返ってきたのかまるで分からん。 実を言うとこのシリーズのファーストも観てないし、まっとうに観たといったら二章「デッドマンズ・チェスト」だけなんだよなあ…、面白言っちゃ面白い映画なんだけども…。 えええ、くそ、もうええわい!このまま一生第一章と「ワールドエンド」の冒頭30分はみなくていい!!! |
08年09月21日 本物の酒飲みちゃうねん |
あ、V.S.O.Pデキャンタがなくなった…、こういう場合恐山行けばイタコさんが降ろしてくれるのかな? ねえ私に飲まれて幸せだった? わだすがぶいえすおぴーだす。 いや、だから。 そんなんはええわ。 あと恐山ビール(ペールエール)美味かった、今夜はラガービール飲んで寝ゆ。 どうでもいいけどよなよなエールのヤッホーブルーイングが出す缶ビールはみんなセンスいいなあ。 最近、酒に頼らないと理性を保つことさえ難しくなってきた。マジで。 なんかもう色々とダメだ。 |
08年09月20日 腹も身のうち |
弘前で「カブスーパー」という大型スーパーマーケットに行ってV.S.O.Pデキャンタを通常価格2500円のところ1700円で売ってたので買ってきましたが700ml入りですが既に4日目にしてなくなりかけてますケイキョです。 くそっ、もう一本買っておくんだった。 個人的にいい酒ってのはアレですな、酔い方も上品なんですよね。 通常なら空腹時に安酒をガーっと煽って下品に酔っ払うのを常としているんですが。 どうもそれなりにいい酒はアルコール度数の高さがあってもクラクラともしないんですよね、じんわりと体が温かくなってほんのりもやがかかるって感じで。 あまつさえ二日酔いもしない。 こないだ奮発してカミュ買った時もそうだったんですが。 ほんと、これがアルコールだけ高い安酒ならお下品に陽気にトリップして勢いガーゴガーゴと眠れるんですがね。 安酒と違ってスルッと喉を通るし香りもいいし確かに美味しいんだけど〜美味しいんだけど〜。 本来、安酒で悪酔いする方が何かと楽しい気がするんですよね、根が貧乏人だから。 このV.S.O.Pが無くなったらコンビニで売ってるV.Oに切り替えよう…。 身の丈にあってるっていうのかしらね、こういうの。 あ、わたくし、ウィスキーよりブランデーの方がなんとなく好きなんです。 単に嗜好の問題です。 別にハイソを気取ってるんじゃないですから。 |
08年09月19日 うわー、弘南バスが追いかけてくる! |
高速道路で高速バスに迫られると怖いですな。 おまえはなにか?時速100キロ以下になると爆発するのかといいたい。 客乗せてるくせにすごいスピードで追い越しかけようとするんですよ!奴ら!! ああ、そういえば「田舎館村の田んぼアート」も見てきましたよ。恐山の帰りに。 いやすごいね、田んぼアートの方じゃなくてそれを高見から見物できる村役場が! 本物のお城ですわ、で、天守閣に登ってアートを眺めるんです。 入場無料ですがあの田んぼアートが人気になったおかげで結構観光客がなにかと金を落としていくんでしょうね。 まあ立派なモン立てやがって、…田舎のくせに…。 ところで今日の夕方我が家に東京ト○ペットの営業マンが来て、 「チラシをお渡ししたいのでよろしいでしょうか…?」と聞かれたから仕方が無い、出て行ってやりましたよ。 まあいろいろと宣伝されて要らん世間話もさせられたんですけどね。 で、聞かれたんですわ「ご家族は何人ですか?」ってすごくテンプレな話題をよ。 だから素直に「子供二人と母一人です」って。 したら「おいくつですか?」ってまた訊ねられてよ。 これまた素直に「30歳です」つーたら。 「えっ?30歳のお子さんがいらっしゃるんですか?」 私がか。 私がその二人の子の母親か。 そして30歳になるガキが居るように見えるのか。そうか。 とりあえず「今は見てのとおりマヅダのデミオですが次はアストンマーチンを買う予定なんでお世話にはならないと思います」といって追い返しましたが。 いままで散々、実年齢より老けて見られてきましたがなんかここに極まれりな気分です。 というか30の子供が居るなら私は一体いくつに見えたというのか? なんかもう色々とダメだ。 |
08年09月18日 時速130キロの攻防 |
先の三連休(+1日)に青森さ行って来たんですわ、青森。 ママンと。 車で東北自動車道を走ったんですけどね。 あれね、追い越しかけようとしてるのに抜かされまいとあからさまにスピード上げる走行車線の車ってすごいムカつきませんか? すみません。 私です。 だってだってなんとなく腹が立ったんだもの!こっちが初心者マークだからってガンガン抜かされるから! 初心者マークは免許を取ってより10年、つけっぱなしです。だって何かと初心者なら運転下手でも仕方が無いって思ってくれるし。 まあ本当はそういうの事故の元になりますのでよっぽど道がすいてるときにしかやりませんでしたよ、やらないでね☆ 逆にこっちが追い越しをかけるときは向こうが「あっクソッ、初心者に抜かれた!」と思ってるんでしょうけどね。 そのときの私の気分は「60セカンズ」のニコラス・ケイジ。 この車をエレノアと勝手に命名して、行くぜ!しっかりつかまってろや!! つーか67年型マスタングGT500どころかマヅダのデミオなんすけどね。これ。 まあ、気分? だって高速道路って退屈なんだもん。 それはそうと途中岩手県で一泊したんで、ここは、と思って雫石の慰霊の森にいざ!と勇んでみたんですけどね。 場所が地図に載ってないし、観光案内もないし、何より相方の母親が怖がったので残念ながらやめました。 やっぱり観光名所にはなってないか…。 その代わり、青森県は弘前の実家に立ち寄った後、はるばる下北半島を回って「恐山」行ってきましたよ!恐山! 青森出身の母親も行った事が無いんですって。 案外下北半島は遠いのよ。 今は恐山もオフシーズンだからイタコが居るかどうかも分かりませんでしたし、大体、私だって恐山なんて「あなたの知らない世界」のオープニングくらいでしか見たこと無いし、どのくらいの大きさなのかも知りませんし、なんだかオラわくわくしてきたぞ! というわけで一路、ナビを恐山にセットして出かけたわけですけど、上り坂に差し掛かったときからもう道の脇に恐らくは霊場への道のりを示す「六拾丁」とか書いてある石の道標や石地蔵がたくさんでてきてなんかいよいよって感じでした。 途中、立派な水汲み場があったんで来るときにお茶を入れて持ってきた水筒に水を詰めました。 この時期だというのに氷水みたいにちべたい! 水は…もちろん軟水だけどやや硬めかな?でも霊水って書いてあるしなんとなくありがたいものなんでしょう。 確か1杯飲めば10年、2杯飲めば20年、3杯飲めば死ぬまで若返ると言われているらしいけどがぶ飲みしたから今の姿は前世の前世くらい?かな?やっべ、友達に合っても誰だかわかってくれねえよー参った参った。 傍にやっぱりお地蔵様があってぬいぐるみとかお酒とか置いてあったので写真に収めようとしたら「そんな気味の悪いもの撮るのよしなさい」とママンに言われてしまいました、だって、ここからが本番だぞ? そしてさらに車を走らせていくとおもむろに硫黄の臭いがムワッとしてきました。 あわててシルバーのネックレスとピアスを外しました。 おお、でかでかと「霊場入り口」とか書いてある、ここから先は命の保障は出来ねえぜ!ってことかなああ。 そしてやってきました三途の川です。 めっちゃ水が綺麗です。 硫黄分を多分に含んでいる所為で限りなく水が青く見えるんですがその代わり魚とかは住めないらしい。 でもめちゃくちゃ水が澄んでる上に本当に青いよ!これが三途の川ですか! もうおおはしゃぎで三途の橋を行ったり来たりしてました。 何度あの世に行って帰ってしてんの私は。 三途の川の先には大きな宇曽利湖(うそりこ)が見えます。 硫黄の臭いが嫌いじゃないならかなりの絶景です。 そしてやってきました恐山の霊場! 入園料は500円となかなか安い、そして土産物屋も…小さい…あんまり物売ってない…商魂の感じられないところだなあ…。 相変わらず硫黄の臭いがきつい、黒タマゴが食べたい…。 入園料を払っていざイタコの居る霊場へ。 大きなお寺や石仏はあるけど観光名所なんだからもっとなんかいっぱい店とか御守り売ってるとことかあっても良いんじゃね?って感じです。まあイタコがメインで商売っ気のある場所じゃないんですね、厳かっていうか、やっぱり軽い気持ちで来るような場所じゃないんでしょうな。私は明らかに軽い気持ちでしたけど。 そしたら「イタコの口寄せ」と看板の出てる小屋がありましたよ、居るかなイタコさん…ああ、いたいた、ていうか今まさに口寄せ中。 確か大々的な口寄せ祭みたいなのが10月にあるんだっけ?だから今はイタコさんも一人しか居ないのか、でも結構、順番待ちの列が出来てます。 外から口寄せの光景が覗けましたけど、なんか小学生くらいの男の子を連れた若いお母さんが居ました。 察するに降ろしてもらっているのは早くに亡くなった旦那さんとみた。 あ、なんかお母さん涙ぬぐってますよ…人間ドラマだなあ…。 さすがにこの光景を写真で撮るのはあまりに不謹慎なので止めました。 うちのパパン? いや、別に聞きたいこともないし心残りもないしたぶん成仏してるだろうから口寄せなんて、別に。 それに結構高価いらしいし…。 塔婆を収めるところがあるらしく卒塔婆を担いでる人もチラホラ。 あ、湯場もある、男湯と女湯がありますなあ、ぼろい掘っ立て小屋みたいだけどここってまさに硫黄泉の源泉だから身体にはよさそうです。 ちょっと入る気はしないけど。 おお、ここなんていかにも霊場の雰囲気!イカす!! 門をくぐった真正面の本堂には故人の方のお写真、遺品、人形などが納められているそうですが撮影禁止なのとなんか興味が無かったのでスルー。 でもなんか無駄にテンションあがってきた。 そして遊歩道の案内に従っていわゆる地獄極楽めぐりにGO! ホラホラ、これ!そうそうこういうの!! こういうのがいかにも恐山だよ!荒涼とした大地に積んだ岩の小山と風車!おおおお。 一つ積んでは父のため〜二つ積んでは母のため〜ですな。 この中は硫黄の臭いが立ちこめ、草木一本生えてない(ななかまどとかが多少は生えてるけど)まったくの岩肌です、これが要するに地獄の光景ってヤツですかあああ!綺麗じゃん!! でも少し登ると宇曽利湖がさほど遠くない場所に見え、おまけにこの硫黄の噴出している一帯は思いの他広くは無く、周りを囲む山々には緑が生い茂っています。 なんというか、歩くのには最適なくらいの大きさでしたね、もっと広大で殺伐とした光景が広がってるかと思ってたけど、実に丁度良いです。 あちらこちらに岩が積んであって比較的丸く綺麗な石には恐らく故人の名前や享年などでしょうか?が書かれたものがあちらこちらに実にたくさん置いてあります。 こんな具合に。 つか、撮ってくんな。 硫黄分の所為でしょう、方々に置かれた硬貨がもう何円玉だか分からないくらいに真っ黒に変色してました。 日は強いけど風は涼しくなんて気持ちのいいお日和でしょう、ていうか私一人、場違いなくらいはしゃいでました、そういう軽い気持ちで行くと祟られるそうですけどテンション上がっちまったもんはしょうがねえ。 そして血の池地獄。 全然赤く無かったです…。 宇曽利湖の傍は極楽浄土の光景だそうです、うーん、確かに風は気持ちいいし水は青いし綺麗だし、でも水面をよく見るとなんか赤いボウフラみたいなのがウネウネとたくさん…キモっ。 水質の所為でこんなものくらいしか生息できないそうですが…極楽もたいして良いところじゃないのかなあ? そして胎内くぐりをして産まれ直し、戻ってきました、所要時間は大体1時間くらい。 本当に歩くには丁度いい長さでした、晴天だったし風は気持ちいいし風景は綺麗だし、ここ、いいとこですよ!!いやー、きもちえがった!硫黄の臭いも嫌いじゃないし。 修羅王地獄を歩いてるときにどこからともなくチャイムの音が聞こえてきたんです。 「鈴木○○君…鈴木○○君…お母さんが入り口でお待ちです、すぐに戻って来てください…」という要するに迷子案内が聞こえたんですが…こんなところで迷子って…ていうかちょっと高台に立てば全体が一望できるのに迷子って…よりによって恐山の霊場で迷子って…なんか向こうの世界に連れてかれたみたいで怖いじゃん。水子地蔵がたくさんあるのに…。無事戻れたかな?あの子は…。 ところで駐車場に「○○総合病院」と書かれたバスが止まってたんですけど…。 アレか?「はい、ここがあの世の風景です、まあだいたいこんなところですが皆さん覚悟はよろしいですか?」っていう予行練習かなんかか?いや、まさか…。 き、きっと単なる観光できたんでしょう、ええ。 とりあえず恐山、恐るるに足らず、とてもきれいなところでした、一度行ってみると良いです、なんたって日本三大霊山の一つ、てか、他二つってどこ? ところで最初の日に止まった旅館がそれなりに大きいところで、日本三景の松島が一望できるオーシャンビューだったんです。 その広い中庭にプールがあって、まあ今のシーズンはやってないんですけど、そこに支配人っぽい黒いスーツの初老の男性と従業員らしいもう一人の男がその中庭に出てきたんです。 私は部屋からその光景をなんとなく見てたんです。 支配人っぽい男性がその何の変哲も無い円形のプールに近寄って何気に水面に両手を近づけたんです。 そしたら突然、水面が半径一メートルくらいの範囲でバシャバシャと激しくゆれ始めたんですよ。 それ以外の水面はまったく動いてないんですね。 プールはまだ水が透き通っててどうもジャグジーみたいな設備があるとは思えないんですが…。 支配人っぽい男性が手を遠ざけたら止まったんです、なに今の?理力(フォース)!?フォースなの!?あのおじさんジェダイ!? しばらくポカーンとしたあと、テレビを見ていたママンに「あの…今、すごい不思議なものを見たような…ていうかフォース?それとも波紋使い?いや本当に」って言ったんですけどもちろん信じてもらえませんでした。疲れてるのかな…。 そうだきっと旅の疲れで変なものが見えるんだろう。 恐山に登る途中の道路わきに、雑木林に突っ込んでボンネットが開いてて前面がつぶれて中に中年男性が乗ってる明らかに事故車を見かけたけど周りに野次馬も居なかったしパトカーなり救急車なりのサイレンの音も聞こえなかったし一瞬しか見えなかったしきっとあれも幻覚だったんだろう、うん。 まあそれから最後のホテルもやっぱりオーシャンビューで、松島ほどたいした光景じゃありませんでしたが露天風呂から海がまともに見えるんですね。 で、そこが「天女の湯」っていう名前だったんですが、入っているのは婆さんばっか…天女…? ああ、「天国に一番近い女」ってことか…あわわわわ。 ところでこの露天風呂の目の前の海って養殖場なんですけど、船が結構行き来してるんですけど、もしかして漁師さんが遠眼鏡でも使えば見えるんじゃないかしら? でも見えるのは地獄絵図。 そして沈没。 ところで17日に復帰とか書いといて18日のUPですみませんでした。 旅の疲れが残ってたらしく早々に寝ちゃったんですよ…。 これからは真面目に日記も書きますし絵も描きますから、はい。 ある方々に送った恐山ビール、ご当地ビールは結構高いけどやっぱ飲みたいっすよね〜。 もちろん自分の分も買ってきました。 |
08年08月21日 リラからの風 |
もはや望んでいるものは誰もいないと思うが。 私は近いうち帰ってくる! 約束しよう。 この私の約は逸見石よりアルチナイトより中国は四川省の建物よりはるかにもろいと言うのは諸君もご存知のとおりだ。 だがとりあえず約束だけならただだからしよう。 活目しなくてもぜんぜん良いが待ってたい奇特なシスター達は待っていてくれ! ところでだが先日。 「何らかの気配」を感じてまたも目が覚めた、だがこのゆるい殺気は三千世界でもっともおぞましい姿と存在の「ムカデ」のそれではないことをケイキョのあってないようなシックスセンスが明確に知らしめた。 せいぜい、まあ、せいぜいのところゴキブリ程度の小物だろう。 そして私はヤツの姿を目にするなりベッドの横に常備されてた鎌でヤツの胴体を突き刺した。 天より与えられし俊足をもってしても、やつは私の切っ先に敗北したのだ。 我ながら見事な狙いであった。 ヤツは体が大きく、黒々しいボディの持ち主だったが私の鎌の一撃によりいとも容易く絶命した。 この際、私の手の届くところになぜ草刈鎌があったのかということは不問に付していただきたい。 ちなみに私の部屋に雑草は生えないことも明言しておこう。 |
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